☆ はまぼうの里 ☆

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2012年 04月 27日

同姓同名

1994年4月26日午後8時16分。

名古屋空港で中華航空機事故があった。

死者264名、負傷者7名。

今から18年前の事だ。


昨日そのニュースを聞いて思い出した。


何故私との関係が・・・?


事故が起きた時に必ず搭乗者名簿が発表される。

しかし最初は必ずカタカナ表示される。

その中に私と同姓同名の方がおられたのだ。


同時間に私は友人宅に居た。

そこで別の友人からポケットベルが鳴らされた。(当時には携帯電話は無かった)

直ぐに電話すると「生きていたか、安心した」と言われた。

私は「何を冗談を言っているの?」と問いただした。

「名古屋空港で中華航空機が墜落して君の名前がテレビで流れたよ」

「へぇそうなんだ」


10分程して事の重大さを感じた。

もしかして家の電話が鳴るかも・・・・・。

急いで家に戻った。


9時を過ぎた頃に電話が鳴り始めた。

東京の友人は「名古屋空港だし・・・もしかしてと思った」と言った。

午後11時頃まで電話は鳴り続けた。

その度に「元気だよ、私じゃないよ」と返事をした。


女房や娘たちは「電話ばかりでテレビも見れない」と寝てしまった。


電話が鳴ったのは自宅だけではなかった。

東京に住んでいた両親の家にも電話が殺到した。

私に直接電話をし辛い人が両親に電話で問い合わせたのだった。

母は「夕方に息子と電話で話ししたよ。だから別人でしょう」と答えた。


翌日も朝から電話が鳴り続けた。

そうしているとテレビ放送で名前を漢字表示に変わった。

住所も愛知県岡崎市となっていた。


それからは電話が鳴ることが無かった。

亡くなった同姓同名の方はお気の毒だが、私も大変な事態となっていた。

航空機事故と聞くたびにその時のことを思い出してしまう私。


18年も経過したのか・・・・・。

by hamabo-1m | 2012-04-27 07:45 | その他


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