2014年 06月 11日
昨日の中日新聞に「造影剤投与6才児死亡」という雉が掲載された。 造影剤が原因で急性アレルギー反応「アナフィラキシーショック」を引き起こしたとあった。 過去5年間で55人が死亡したとある。 実は私も2度死にかけた経験がある。 1度目は腰が悪くて松阪市の大きな病院に入院した。 造影剤を注射されて検査を受けた。 検査後に気分が悪くて3日間寝込んだ。 検査当日の夜に部屋の電話が鳴った。 東京に居た父が死んだとの連絡だった。 直ぐに医者を呼んで貰って退院の意思を告げた。 医者は「こんな状態で退院して東京へ行けば、お葬式を2度しなければならないよ」と言われた。 そして3日間病院に居た。 葬儀は4日後にする段取りにしてもらった。 友人にお願いしてワンボックス・カーに布団を敷いて送って貰った。 そして無事に父の葬儀を終えることが出来た。 葬儀の列席してくれた名簿を見た。 東京の友人が来てくれたことに驚いて、女房に「〇〇が来てくれたんだ」と言った。 すると「お父さんは〇〇さんと話をしてたじゃない」と言われた。 まったく記憶が無かった。 問題は葬儀が終わった翌日までくらいの記憶が7割以上飛んでいたのだった。 それから9年後に脳梗塞で倒れた。 その時の検査でも造影剤を投与して行うと告げられた。 9年前の出来事を医者に伝えたが「そんな事は聞いたことが無い」と一蹴された。 自分でも「たまたまだったのかなぁ」と思い、造影剤投与して検査を受けた。 心配したことが起こった。 意識もうろうになった。 医者も何が起こったのか理解出来なかったようだ。 ハッキリと記憶が戻ったのが4日後。 医者は「私の経験では初めての事だった。申し訳ない」と言ってくれた。 しかし意識が戻ったのはラッキーだった。 下手すれば死んでいただろう。 3人目の孫の愛華が娘のお腹に居た。 もしかすると愛華と柚奈を抱きしめることも出来なかったのだろう。 2年前に主治医が造影剤投入して脊髄検査をすると言った。 私は「先生、今度は死んでしまうよ」と告げた。 医者は「そうだったか、検査は中止します」と返答した。 最近は造影剤の副作用が知られるようになった。 昨日の新聞を何度も読み返して、あの時の恐ろしさを思い出したのだった。 女房が「お父さんは助かって良かったね」と言った。 本当かな?
by hamabo-1m
| 2014-06-11 19:40
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